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お知らせ

水稲生育状況(令和元年7月10日)について2019年07月11日

写真は
〇長岡市 作物研究センター気象感応ほ
〇5月10日田植えコシヒカリ
〇7月10日現在の生育(田植え61日後)


<コシヒカリの生育状況>7月10日現在
コシヒカリは、指標値(生育のめやす)に比べ、草丈が「並」、茎数が「やや多い」、葉数の進みが「並」、葉色が「やや濃い」となっています。
 
地域別生育状況の県全体の平均値(田植期の平均は5月11日頃)
○草丈 67㎝(指標値比102%)
○茎数 487本/㎡(指標値比107%)
○葉数 11.2葉(指標値差 +0.3葉)
○葉色(SPAD値) 37.5(指標値差+1.6)
 
<今後の管理のポイント>
〇 コシヒカリは、田植え時期や地域によって生育に差が見られます。また、穂肥前まで低温が続く場合は、幼穂形成期が遅れる可能性があります。
  1回目の穂肥(出穂期18~15日前)は、生育診断を行った上で穂肥量と施用時期を決定し、確実に施用しましょう。
  特に、草丈が長く葉色が濃いほ場や茎数が多いほ場は、倒伏や籾数過剰が心配されるので、慎重に判断しましょう。
  なお、1回目の穂肥量と施用時期は、地域の技術対策を参照してください。
〇 登熟期の栄養不足による品質低下を防ぐため、飽水管理を継続し、根の活力維持と上根の発生促進を図りましょう。
〇 有機質100%肥料を穂肥に使用する場合は、肥料の特性を確認した上で、化学肥料よりも早めの時期に施用しましょう。
〇 斑点米カメムシ類の発生が平年に比べて多い地域が見られます。
  7月中旬頃までに草刈りを行い、斑点米カメムシ類の発生密度を抑えたうえで、薬剤防除を徹底しましょう。
 
(情報提供:新潟県農林水産部経営普及課 農業革新支援担当)

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