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お知らせ

水稲生育状況(令和元年6月20日)について2019年06月21日

写真は
〇長岡市 作物研究センター気象感応ほ
〇5月10日田植えコシヒカリ
〇6月20日現在の生育(田植え40日後)

 
<コシヒカリの生育状況>6月20日現在
コシヒカリは、指標値(生育のめやす)に比べ、草丈が「並」、茎数が「多い」、葉数の進みが「やや早い」、葉色が「並」の状況で、生育は2日程度早い状況です。
 
地域別生育状況の県全体の平均値(田植期の平均は5月11日頃)
○草丈 39㎝(指標値比103%)
○茎数 447本/㎡(指標値比117%)
○葉数 8.9葉(指標値差 +0.4葉)
○葉色(SPAD値) 39.4(指標値差+0.5)
 
<今後の管理のポイント>
 コシヒカリは、籾数過剰や稈の伸長による倒伏を防止するため、中干し・溝切りを徹底しましょう。また、中山間地などの田植えが遅いほ場でも、生育が早まっています。直ちに茎数を確認して、遅れずに中干しを開始しましょう。
 中干しの強さは、田面に小さなひびが入り、軽く足跡がつく程度としますが、土壌が肥沃な地帯や茎数が多く葉色も濃いほ場は強めに中干しを行い、茎数の増加を抑えましょう。ただし、乾かしすぎて大きなひびが入ると根を傷めるので、田面の状態に注意しましょう。
 中干しの終了時期は、遅くとも出穂の1か月前を目途とします。中干し終了後は、浅水の間断かん水を実施し、徐々に飽水管理に移行しましょう。
 
(情報提供:新潟県農林水産部経営普及課 農業革新支援担当)

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