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お知らせ

水稲生育状況(7月20日)について2022年07月25日

写真は
○作物研究センター気象感応ほ(長岡市)
〇5月11日田植えコシヒカリ
〇7月20日の生育(茎数439本/㎡) 
 
 
 
<県全体のコシヒカリの生育状況>7月20日現在
コシヒカリの生育は、県全体では指標値(生育のめやす)に比べ、草丈は「やや長い」、茎数と葉数の進みは「並」、葉色は「やや淡い」状況ですが、草丈と葉色の地域差、ほ場差が大きく、葉色は前回調査からさらに低下しています。
 
○県全体の平均値(県内全域の調査ほ、田植期の平均は5月10日)
草丈 84㎝(指標値比109%)
茎数 416本/㎡(指標値比 101%)
葉数 12.3葉(指標値差 +0.3葉)
葉色(SPAD値) 32.0(指標値差 -1.3)
 
<コシヒカリの管理のポイント>
◎ コシヒカリの出穂期は県全体の平均で平年より2日早い8月2日頃と見込まれます。
◎ 2回目の穂肥(出穂期10日前、1回目穂肥を遅らせた場合は1回目の7日後)は、節間伸長にほとんど影響しません。出穂後の栄養状態を維持するため、確実に施用してください。
◎ 全量基肥施肥のほ場において、葉色が淡い場合には、出穂期10日前をめやすに追肥を検討してください。
◎ 2回目の穂肥施用後も葉色が指標値を下回る場合には、後期栄養を確保するため、追肥が必要です。地域の農業普及指導センターやJA等の技術情報に注意して、3回目穂肥(追加穂肥)を検討してください。
◎ 引き続き飽水管理を徹底し、根の活力維持を図るとともに、地温の上昇を抑えてください。
◎ 斑点米カメムシ類による被害を防止するため、畦畔等の草刈りと出穂後の薬剤防除を徹底しましょう。
 
(情報提供:新潟県農林水産部経営普及課 農業革新支援担当)

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