新潟県農業再生協議会は、新潟県と関係農業団体が一体となって運営しています。

写真は
○長岡市作物研究センター気象感応ほ
○５月11日田植えコシヒカリ
○６月９日現在の生育（田植え29日後、茎数245本／㎡）
中干し適期（茎数280本／㎡）は２日後（６月11日）の見込み


 
＜県全体のコシヒカリの生育状況＞６月９日現在
コシヒカリでは指標値（生育のめやす）に比べ、草丈は「並」、茎数は「並」、葉数の進みは｢並｣、葉色は「淡い」生育状況ですが、地域差、ほ場差が大きくなっています。
 
○県全体の平均値
草丈　28㎝（指標値比97％）
茎数　224本/㎡（指標値比 103％）
葉数　6.6葉（指標値差 -0.2葉）
葉色（SPAD値）　34.8（指標値差­-2.0）
 
＜今後の生育の見込み＞
◎　今後、気象の回復に伴い、低温で遅れていた生育も旺盛となり、茎数の急増が予想されます。
 
＜今後の管理のポイント＞
◎　コシヒカリでは、今後、茎数の増加が加速し、５月中旬以降田植えのほ場においても、中干し開始の適期に入ると考えられることから、ほ場でただちに生育を確認し、遅れずに中干しを開始してください。
◎　新之助では現在、生育は遅れていますが、茎数が急増し易いため、茎数をこまめに確認し、目標穂数の７～８割の茎数となったら、遅れずに中干しを開始してください。
 
（情報提供：新潟県農林水産部経営普及課　農業革新支援担当）