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お知らせ

水稲生育状況(5月30日)について2022年06月01日

写真は
○長岡市作物研究センター気象感応ほ
○5月11日田植えコシヒカリ
○5月30日現在の生育(田植え19日後)

<県全体のコシヒカリの生育状況>5月30日現在
コシヒカリでは指標値(生育のめやす)に比べ、草丈は「並」、茎数は「多い」、葉数の進みは「並」の状況です。
○県全体の平均値(県内全域の調査ほ、田植期の平均は5月11日)
草丈 24㎝(指標値比104%)
茎数 105本/㎡(指標値比 115%)
葉数 5.0葉(指標値差 +0.2葉)
 
<今後の生育見込み>
◎ 気象予報を踏まえると、コシヒカリでは茎数が多めに推移する見込みであること
から、中干しの時期が遅れると梅雨と重なり、十分な効果が得られません。
◎ 県の調査ほ(田植日の平均は5月11日)における生育状況では、今年の中干し開始適期は田植後日数で30日(県平均の田植日では6月10日)と予測されます。適期より中干しが5日遅れた場合、茎数は目標値の1.4倍に急増すると予測されます。
 
<今後の管理のポイント>
中干し・溝切り
  • 連休植えのほ場や生育の早いほ場では、まもなく中干し適期に入ります。
  • 今後、茎数の増加が旺盛となり、過剰生育が懸念されることから、田植後25日を過ぎたら生育を必ず確認し、適期に中干しを開始するとともに、溝切りを確実に実施し、中干し効果を高めてください。 
水管理
  • 地温の上昇にともない、田のワキ*の発生が多くなることが予想されます。生育が遅
れ、ただちに中干しに入れないほ場では夜間落水等を行い、根腐れや生育停滞を防止しましょう。
 
 情報提供:新潟県農林水産部経営普及課 農業革新支援担当 田村 良浩

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