野菜の花:
くわい
くわい、漢名は慈姑。「本草綱目」(明・李時珍著)によると「慈姑は一根に毎年十二子を生じ、慈姑(姑は母)の諸子を乳する如きに似る」からという。
和名のくわいは、新井白名「東雅」(1717)によると「くわ」は鍬、「い」は芋の略で、「葉が鍬の形をした芋」の義だという。
原産は中国。オモダカ科の水生多年生植物で、野菜としての栽培は、中国と日本に限られている。塊茎(種球)によって繁殖し、茎葉はやじり形の葉身と基部が広いさや状の葉柄からなり、草丈は90〜120cmくらいになる。
品種は青くわい、白くわい、吹田くわいなどがあるが、全国的には青くわいの栽培が多い。くわいの花は稀で、白色の総状花序、上部に雄花(表紙写真は雄花)下部に雌花をつけ、球形の実をむすぶ。
【出典:にいがたの園芸1985年10月号より】
ここに掲載している「野菜の花」の内容は、全国農業協同組合連合会新潟県本部の承諾を得て、同会が製作された「にいがたの園芸」からを転載しています。なお、掲載内容の 転載、転用は厳禁ですので、ご注意願います。
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