野菜の花紹介
写真:ハス
野菜の花:ハス
 ハスはスイレン科の多年生水草。
 原産はアジア熱帯からオーストラリア一帯といわれているが、栽培の発祥地はインドで、古代に中国にわたり紀元前400年にハスの記録があるという。
 中国では揚子江沿岸地帯が古くから栽培の中心で、日本へは仏教渡来前の雄略天皇の代に朝鮮を経て伝来したといわれる。1951年、大賀一郎氏によって千葉県検見川の2千年前の土層から発掘されたハスの種子が発芽して古代ハスと名付けられたことは有名である。
 栽培ハスとしては、茲覚大師が唐から承和14年(847)に蓮根を持ち帰り、奈良の当麻寺に植えたことから、寺院を通じ各地に広まり、また明治9年にはチャンバスが導入され、現在も支那種として栽培されている。
 栽培種の花の色も、支那種が白、備中種(だるま)は微桃、在来種の小節、天王は紅と多彩である。(表紙写真は中之島村の支那種)

【出典:にいがたの園芸1985年9月号より】
ここに掲載している「野菜の花」の内容は、全国農業協同組合連合会新潟県本部の承諾を得て、同会が製作された「にいがたの園芸」からを転載しています。なお、掲載内容の 転載、転用は厳禁ですので、ご注意願います。
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