野菜の花紹介
写真:ふき
野菜の花:ふき
 ふきの薹でなじみの多いふき(蕗)は、日本の原産。樺太から日本列島各地の山間部で野生があり、北海道のエゾオオブキ、秋田ぶきの葉の大きさは『雨が降っても傘などいらぬ。・・・』(秋田音頭)とうたわれるように素晴しいものである。
 勿論これらの大ぶきも食用となる。春のふきの薹(花茎)、葉柄の利用が主であるが、煮物、揚げ物、炒め物、漬物加工と広く利用されて日本人には馴染深い野菜である。
 分類上ではキク科植物。宿根性多年草で根茎はきわめて短く、周囲に地中枝を出して広がる。栽植は株分けにより、よしずやビニールによる促成栽培もおこなわれているが、天然の香りや風味に欠けるものが多い。
 栽培品種としてはミズブキ、アイキチブキ、アカブキとあるが、雪の多い本県産のヤマブキは軟かく、風味があり市場での評判が高い。
【出典:にいがたの園芸1985年3月号より】
ここに掲載している「野菜の花」の内容は、全国農業協同組合連合会新潟県本部の承諾を得て、同会が製作された「にいがたの園芸」からを転載しています。なお、掲載内容の 転載、転用は厳禁ですので、ご注意願います。
閉じる