野菜の花紹介
写真:ほうれんそう
野菜の花:ほうれんそう
 アカザ科の1、2年草で雌雄異株であるが、雌雄分化の程度によって株に変化がある。春にとう立ちして茎は50〜70センチとなり、初夏に表紙写真のように花弁のない黄緑色の小さい花が数多くつく。タネには棘のあるものとないものがあり、前者は東洋系で後者は西洋系である。ほうれんそうの原産はイランとされ、ソ連のアルメリアあたりに野生種があるといわれる。これが東西にわかれて伝播し、中国へはペルシア(菠薐国)からシルクロードを経て伝わったので菠薐草の名がついたとされる。
 わが国では、1631年、林羅山の「多識篇」にカラナという名で初めての記録がある。その後西洋種は文久年間にフランスから初めて渡来したといわれ、現在では雑種強勢の利用により、生態型によって周年栽培が成立するにいたっている。
【出典:にいがたの園芸1983年4月号より】
ここに掲載している「野菜の花」の内容は、全国農業協同組合連合会新潟県本部の承諾を得て、同会が製作された「にいがたの園芸」からを転載しています。なお、掲載内容の 転載、転用は厳禁ですので、ご注意願います。
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