野菜の花:
トマト
ナス科の多年草であるが、温帯地方では冬に枯れる1年草となる。
トマトはアメリカ新大陸からの渡来で、その祖先型とみられる植物はアンデス山脈のエクアドル・ペルー・ボリビヤに野生し、有史以前にインデアンにより中央アメリカへ伝播、その後15世紀にスペイン人が初めてヨーロッパにもたらしたといわれる。
日本へは18世紀初めに伝来、貝原益軒の「大和本草」に「唐ガキ」の名で記録があり、『又珊瑚茄ト云俗名ナリ葉ハ艾葉(よもぎ)ニ似テ大ナリ……実ハホウヅキヨリ大ニシテ殻苞ナシ熟スレハ赤シ』と記されている。
日本でも始めは果実に特有の臭みがあり普及しなかったが、近年は生食用で周年栽培がおこなわれ、またジュースやケチャップとして加工され、わが国野菜の大宗となっている。
【出典:にいがたの園芸1983年3月号より】
ここに掲載している「野菜の花」の内容は、全国農業協同組合連合会新潟県本部の承諾を得て、同会が製作された「にいがたの園芸」からを転載しています。なお、掲載内容の 転載、転用は厳禁ですので、ご注意願います。
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