野菜の花:
にんじん
にんじんはセリ科の1〜2年性草本。栽培面では中国の華北で発達した東洋系と、晩抽型の欧州系に大別される。わが国へは中国から伝来して、「多識論」(1631)に初めて記録がみられる。いわゆる東洋系の長人參で、また「和漢三才図会」(1712)には黄、赤、白、紫のものがあったことが記されている。欧州系は徳川時代後期に長崎に伝来して、長崎五寸などの品種が成立した。明治に入ってからはフランスなどから多くの品種が導入され、暖地と冷涼地によって馴化されるなかでそれぞれ低温感応性が異なり品種体型を型どっている。
表紙写真は佐渡羽茂町での採種用の開花状況。(9月中旬)
【出典:にいがたの園芸1982年12月号より】
ここに掲載している「野菜の花」の内容は、全国農業協同組合連合会新潟県本部の承諾を得て、同会が製作された「にいがたの園芸」からを転載しています。なお、掲載内容の 転載、転用は厳禁ですので、ご注意願います。
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