野菜の花紹介
写真:なす
野菜の花:なす
 なすの原産地はインド東部といわれ、有史以前にすでに栽培があったと考えられている。日本へは「正倉院方書」(750)に最初の記録があり、8世紀かそれ以前に中国から伝来したといわれる。
 「倭名類聚抄」(937ころ)には奈須比と和名がつけられており、当時から煮物や漬物加工がおこなわれ、重要な野菜となっていた。品種系統も多くわが国ではそれぞれの地方で好みにより特有の品種の発達がみられる。
 『なすびに紫白青の三色あり。又丸きあり長きあり。此内丸くして、紫なるを作るべし。余ハおとれり。……かうの物、其外にも専是を用ゆべし』と農業全書の記述があり、当時の丸なす需要の強さを伝えている。

【出典:にいがたの園芸1982年7月号より】
ここに掲載している「野菜の花」の内容は、全国農業協同組合連合会新潟県本部の承諾を得て、同会が製作された「にいがたの園芸」からを転載しています。なお、掲載内容の 転載、転用は厳禁ですので、ご注意願います。
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